オレンジムーンストーンA丸玉ビーズ

オレンジムーンストーン【orange moonstone】
オレンジムーンストーンは宝石名で、学術的には長石の一種にあたり、浮かび上がるような美しい外観を持ちます。長石グループの石には、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイトなどがあり、同じ仲間とは思えないほど多種多様です。
流通上のオレンジムーンストーンは「シラー」と呼ばれる光沢が出るオレンジ色っぽい長石全般を指す名称として使われる事が多いです。
オーソクレース（正長石）、アルバイト（曹長石）、プラジオクレース（斜長石）、アデュラリア（氷長石）などなど、様々なタイプのオレンジムーンストーンが存在します。
このためラブラドライトなどの他の宝石にも該当する物とムーンストーンにしか該当しない物との区別や差別化についての議論が未だに交わされている宝石でもあります。
オレンジムーンストーンは長石の層が重なり合ったような構造を持ち、これにより光の内部反射と干渉が起こり「シラー（シーン）」と呼ばれる幻想的な光の効果を産み出します。この光の効果こそがムーンストーンの最も特徴的な魅力でもあり、名前の元となるイメージをかきたのでしょう。

鉱物学データ
英名 orange moonstone
和名 月長石
組成 KAlSi3O8
色 オレンジ　オレンジベージュ　ピンクオレンジ
結晶系 単斜晶系
硬度 6 〜 6.5
比重 2.5 〜 2.6


伝承など
オレンジムーンストーンは、肺の病気の治療、気管支の病気の治療、出産を軽く済ませる、などに用いられた歴史を持つ宝石です。

パワーストーン 意味
ムーンストーンは様々な変化に合わせて、調子を整えてくれる石として広く知られています。感情の波をなくすことはできませんが、不安からくるストレスを和らげ、状況に対応できる柔軟な精神と、バランスを保つコツを教えてくれる素晴らしいヒーリングストーンです。変化に戸惑ったり逆らうのではなく、自然に同調し、受け入れられるようになるでしょう。
ムーンストーンの中でも特にオレンジ〜オレンジベージュの色合いのものをオレンジムーンストーンと呼びます。オレンジムーンストーンは、果実が熟したような、あたたかみのある色あいから「豊穣」「結実」を象徴すると伝えられています。天の恵みが降り注ぐように、これまでの努力が実を結ぶよう導いてくれるでしょう。その結果、財運がアップするといわれています。